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#12 二酸化炭素消火設備について

Web担当土谷です。


今回は

昨年末から年始初頭にかけ、立て続けに発生した「二酸化炭素消火設備」の誤動作による事故に関しての記事となります


 

・令和2年12月 愛知県名古屋市 死者1名、負傷者10名

・令和3年1月 東京都港区 死者2名・負傷者1名



二酸化炭素消火器とは

二酸化炭素の窒息・冷却作用を利用した消火設備で

ビル、工場などの電気室、機械室、駐車場等に設置がされています


高い消火作用かつ水や粉末系の消火薬剤と違い機械等に対する損害の少ない消火方法として、広く普及をしております


ご存じの通り、二酸化炭素は空気中にも一定量が含まれておりますが

密閉された空間で二酸化炭素の濃度が高まるとその麻酔性により高確率で人命危険が生じます



その危険性ゆえに、二酸化炭素消火設備の点検においては

正しい専門知識と安全対策を熟知した作業員による確認・作業が不可欠です


※こちらは同種のハロン消火設備の点検時作業風景


正しい手順で配線・配管の処理を行うことで安全を担保した確実な点検を行うことができます



弊社では二酸化炭素消火設備の整備が可能な国家資格である甲種3類消防設備士、及び点検資格者など有資格者による点検作業をお約束しております


最大限の安全を担保する正しい作業手順を複数人で確認しながら行うことで、

引き続き確実な保守点検に努めて参ります


お客様に置かれましても機器の定期的な保守点検を引き続き宜しくお願いいたします

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